手帳で傾聴・・

手帳

 人と話すとき、自分ばっかり話してしまって、後で「しまった!」と思ったことありませんか?
僕もかつてはそうでした。でも会話の際、小さい手帳に相手の話をちょっとでも書くことで、一通り相手の話を聞いたうえで、自分の話をするようになりました。ときどき「聴き上手になったね」とか言わたりします。

小さい手帳で話の聴き方を変える

 人と話すときに使う手帳は、サッと取り出せるくらいの小さめの「システム手帳」が、僕は最近好みです。文具好き、手帳好きの僕としては、手帳を使って傾聴できることが手帳を持つことの一つの大きな楽しみになってきています。

相手の言っていることを何でもいいから書く

 相手が話をしだしたら、とりあえず手帳を出して、書き始めます。場面によってはインタビューみたいになっちゃって、変な感じになりますが、実際やってみると気にしない方がほとんどです。このとき、僕は右端に少し余白を作っておいて、自分が言いたいことが出てきたら記入します。(以前の投稿「会議中のノートの取り方」でご紹介した方法です)https://bungut.com/tossani01/

聴いてくれているだけでイイという相手も実は多かった

 手帳とは直接関係ありませんが、相手からの会話の内容が「仕事とかの悩み」なんかの場合は、解決策なんかを返答しなくてもイイことも結構多いです。(話しているうちに本人が自分で解決策を見つけたり、アドバイスされても、所詮他人なので自分で見つけた解決策でないと、実践できないことも多いので、解決策を話しても変な感じになることも、よくあります)
 こういう時は自分のメモした、手帳の紙面を見て聴いていると「別に返答しなくてもイイか」と冷静になれたりします。

個人的にはシステム手帳がおすすめ

 最終的に、たわいもないメモ書きになってしまうことも割と多いので、個人的にはリフィルが取り外せるシステム手帳がおすすめです。とはいえ、場面によっては大事なメモ内容である場合もあるので、システム手帳のリフィルなら外して撮影し、写真データとして残しておけます。
 もう数年間、アシュフォードという会社のシステム手帳を使っています。

まとめ

  • 手帳にメモしながら人の話を聴くと傾聴姿勢がとれる
  • メモとるだけで、解決策なんて返答しなくてもいいことが多い
  • 傾聴用には小さいシステム手帳がおすすめ

 一つ興味深い点としては、まとまりのない話をしてくる人の内容をメモしても、まとまらないので、そういう、まとまりの無い人の話し方が強調されてしまいます・・・。でもメモしながら会話すると、不思議とそういう人の話も落ち着いて聴けるようになるんですけどね。