なぜなぜ分析は、テープ糊で作った大きな紙で

のり

 大人数で会議しているときやアイデア出しなんかで、大きな紙が必要だけど手元に無いときって、ありませんか?僕もそういうとき困っていたんですが、「テープ糊(のり)」を使うと、すっきりと大きめの紙を用意できるんです。今回は大きい紙に書くと効果がある「なぜなぜ分析」を交えて、スマートに大きい紙を作っている事例をご紹介します。

なぜなぜ分析

 仕事でも家庭でも生きていれば、人は様々なトラブルに合います。次に同じことをやるときは、そんなトラブルが起きないようにしたいと考えるものです。でも、その場限りの対処になってしまって、なかなか根本的な解決になっていないことってよくありますよね。僕もIT業界でソフトウェアを扱っている関係上、いろいろとトラブルに遭遇するのですが、そんなときよく使うのが大手の会社でも使われている「なぜなぜ分析」という手法です。

そのやり方は

 ようは「なぜ」を複数回繰り返して、根本の原因から解決策を導き出そうというもので、
「報告の内容がおかしい」→「記入した数値が間違っていた」→「転記元の数字が見づらい」・・じゃあ記入した人を叱るのは解決策じゃないから、「元の資料を正そう」みたいな感じです。

「なぜ」を繰り返して書き出すなら十分なスペースが必要

 作業ミスなんかで引き起こされたトラブルだと、作業をした当事者が原因の本質をとらえる必要があるので、やっぱり関わったメンバーで「なぜなぜ分析」をやるのがいいです。ただオンラインで画面共有できたり、会議室でホワイトボードがあったりと記入していく様子を共有しやすいツールがあればいいのですが、そういったものが無い場合は、大きな紙を用意してそこに書き込んでいくのがいいです。でも、オフィスには意外と大きめの紙って無いんですよね。

テープのりでスマートにくっつける

 オフィスで扱われる用紙って、A4が標準というのがほとんどだと思います。だからA4コピー用紙はたくさんあります。じゃあ大きな紙が欲しければ、A4の紙を繋げて大きくすればいい。というわけですが、紙を貼ってつなげる用途に使える文具はマスキングテープとかスティックのりとか色々ありますけど、僕がオススメするのは「テープのり」です!
 何がイイかというと、普通ののりだと乾くまで時間がかかったり、湿ってヨれてしまったり、ちょっと盛り上がったりして、接着面の上にすぐに字を書くのが難しかったりするんですが、この「テープのり」だと必要最低限の糊しか使われません。そのため、のりが付いていることを感じさせず、すばやく乾いて、違和感なく上から字を書くことができます。また、糊を狭い一定幅に塗ることができるので、紙をつなぎ合わせる丁度良い接着幅になります。

プラスのテープのり 

なぜなぜ分析はちょっとやるだけでも効果がある

 キレイに大きな紙を作れたところで、なぜなぜ分析に話を戻します。この「なぜなぜ分析」はやり方のコツが色々あるんですが、ただやるだけでも色々原因とか対策案なんかが見えてきます。というのも、人間は頭の中ですぐ思いつく直接的で表面的な原因にとらわれてしまいがちで、落ち着いて物事を掘り下げて、段階的に考えないことが多いためです。やり方のコツなんかについては、他のサイトや書籍なんかが出ているので、興味がある方は見てみてはいかがでしょうか。

まとめ

 テープのりの活用に合わせて、なぜなぜ分析をご紹介しました。こういう分析ものは仕事だけでなく、プライベートでも改善したい点にも使えます。発想を書き出すという行為はやっぱり、手書きで大きな紙を使うのがいいですよね。分析に関しては、こちらの記事も見ていただければと思います。(手書きでSWOT分析)