人の名前、覚えられないなら、どこかに書く

ノート

 僕は子供のころから人の名前を覚えるのが苦手でした。ただ、顔や風貌はちゃんと覚えていて、その人がどういう人で、過去どういう話をしたかとかは、ちゃんと覚えているんですけど、どうも名前が覚えられないんですよね。そうすると、やっぱりその人の前で名前が出てこずに、無口になっちゃったりするんですが、皆さんもそういう経験ってないでしょうか?僕は書き物が好きなので、やっぱりメモることで、この人の名前忘れ問題も、それなりに解決しているんですが、今回は僕がどんな風にやっているのかをご紹介します。小マメにお名前をメモっとくていう「努力がその人への誠意につながっている」と勝手に前向きに考えてます。

お名前覚えてないですけど、あなたを軽く見ているわけではないですよ

 皆さんは、人の名前を覚えるのって得意ですか?
僕は残念ながら、どうしても人名が頭に入ってこないタイプです。決してその人に興味がないわけではないんですが、初対面で名前を聞いても、気づいたらスッと抜けてしまうんです。

とにかく人の名前はメモしとく

 そんなわけで、会った人はスマホのタスク管理に保存しておいたり、手帳の片隅に書いておいたりします。ただ、再会したときに相手の目の前でスマホを見るのは失礼な気がするので、やっぱり手帳に書いておくのが、いいです。手帳だと「メモをとるふり」をしながらそっと名前を確認するなんてことができます。僕にとってシステム手帳は強い味方で、後からそのページだけ取り外せるので便利なんです。

憶えられないのは、自分の特性だと思ってメモをしておく

 そうやってメモをしていても、どうしても憶えられない人の名前ってありまして、4、5回くらい連続して会って、やっと憶えられるとかもあります。僕の場合は脳の構造が他の人と違うのではないかと諦めている面もあります。

名刺は人名を思い出す有効な手がかり

 ビジネスにおいては名刺でやり取りする場合は名前を憶えやすいです。日本って苗字が多いので名刺交換のシステムって向いてると思うのは僕だけでしょうか?そもそも名刺の情報ってまず間違い無いので、いただいた名刺はちゃんと保管しておくようにしています。ちなみにいただいた名刺にその人の特徴とか、色々書き込む人がいますが、僕はそういうのはかなり苦手です。確かに覚えるには手っ取り早いのかもしれませんが、どこか失礼な気がして気が引けるんですよね。一応、名刺をOCRで読み取ってデータにしておいて、テキストデータに対して何か、情報を添えることはありますけど。

営業担当はすごい

客の名刺をDB化

 一方で営業担当の同僚たちは、名刺を徹底的にデータベース化しています。展示会や飛び込み営業で集めた名刺はすぐにスキャン。オンラインで出会った人までも、きちんと記録していてビビります。

特徴なんかもDBに

 彼らはさらに、ちょっとした特徴なんかもDBにメモとして残していますが、その情報が共有される人数が増えるほど、マイナスの情報はあまり入らないように見えます(チラ見なので、感覚レベルですが・・)。このあたり、その客に対して悪い情報が広まらないようにしている気遣いが働くんでしょうか。僕は営業ではないので、その情報は共有されませんが、正直「自分も欲しいな」と思うことがあります。特に業界内で仲良くしておきたい人の名前を忘れてしまったときなんかは…。

やっぱりノートにお名前を書く

 僕は会議の場面なんかでは絶対にノートを持って臨むので、ノートに出席する方のお名前を書いておくと、間違いないです。出席する人の名前をあべこべに記憶していると、どうしようも無いですけど・・。

会議前に書く

 以前の記事でノートの右端にスペースを確保しておくといった内容を書きましたが(会議、とっさに話せる!ノート活用)、最近僕は会議前に出席者名を調べておいて、そのノート右端のスペース上段に書いておきます。これは、お名前忘れ対処というだけではなくて、あとから見返すと参加者の記録にもなっていて、副次的な効果もあります。

最近はコクヨのソフトリングノートA5(5mm方眼)を使っています。右端スペースは僕の場合5~7マスくらい取ります。

ノートの後ろのほうに書く

 本当に憶えられないお名前はノートの後ろのほうにまとめて書いておいたりします。そこには相手の印象も書いておいたりもします。「メガネが派手」「ちょっと小太り」「小ぎれい」など、自分だけの感想です。ちょっと人に見られたら困る内容もありますが、リングノートだと気になるページは切り取って捨てることもできますよね。

まとめ

 今回、人の名前を憶えられないということを、書くことでなんとかしている僕の事例を書かせていただきました。ノート関連の記事はこちらもどうぞ(方眼ノート活用のススメ)