競泳プールの仕切られているトコロをスイムレーンと言います。
業務にはそれぞれに泳ぐ場所がある
業務のオペレーション概要をどう書いていいかわからない方、いい書き方があります。業務を行う各部署を分けて見やすい図に仕上げる描き方をご紹介します。

業務の動きを役割ごとに示す図
IT業界の設計書のなかには普通の業界でも活用できるものが、結構あります。なかでもUMLという手法は実際に業務に沿った設計を考慮した色が濃いため、業務を図解したい場合にも活用できることが多いです。(ただ、UMLの書き方を覚えたからといって、業務に合った設計ができるというものでもありませんが・・)
僕の経験上、UMLのなかでもアクティビティ図のスイムレーン図が業務概要を示すのに適していると思います。(似たような使い方ができるものにシーケンス図がありますが、発生する事項を記述することを考慮するとスイムレーン図が、より適していると感じます)
役割をレーンで分けることで誰が何をやるのか明示できるからです。
まず枠を書いて、部署とか役割とかを書く
まずレーンを引きます。(縦でも横でもイイです)このとき、僕は割と太字のペンで線を引きます。(写真はサクラのピグマ1mmを使っています)また、役割を書く見出しには僕はフリクションボールなんかの消せるペンを使います。
このとき、図の構成を考えると関係性のつながりが強い役割(部署)を並べるとキレイに描けます。
行われることを書く

行われる動作を書いて角が丸い長方形で囲みます。このとき、微調整が発生することが多いので、やはりフリクションボールなんかの消せるペンで書くのがいいと思います。
実際書いてみると、内容によっては結構壮大な絵になったりしますが、気にせず紙をいっぱいに使ったり足りなくなったら継ぎ足したりします。空白部分が多い図ですのでサイズが大きくなりやすいのです。
(もしかすると、「行われる動作」は付箋を使うのもいいかもしれませんが、経験上ペンで書いてしまったほうが、収まりやすいです)
まず、描いてみると実際の業務イメージもできると思います
今回はスイムレーン図で業務概要を描くことをご紹介しました。実際に描くことによって業務が実施されるイメージも沸きますので、難しく考えずに、まずは手書きで描いてみるのがオススメです。