僕は会議なんかの記録はやっぱりノートに手書きしています。情報管理の視点から、文字はデータ化しておいたほうが、いいんですけど、ノートに書いた内容を転記するのは面倒ですよね。だからといって、会議中にパソコンなんかに直接入力するのもノートに手書き派には違う感じがします。そこで、最近流行ってきているAI手書き文字認識はどうなのかというのをみていきたいと思います!
結果から先に言うと、認識力がとても高いので、これからもどんどん手書きを進めていったほうがいいんじゃないかと思えました。ちょっと未来にはきっと効率よくノートをデータ化してくれるようになるんじゃないでしょうか。
手書き文字認識に期待
最近、AIの進化は著しいですけれども、手書き文字認識もAIの発展から大きく進化する一分野ですよね。文具好き、手書き好きにはうれしい技術進化です。
これまでPCへの転記入力はかなり面倒だった
ノートに書いたアイデアやメモをPCに入力する作業って正直かなり、しんどいですよね。だいたい、ノートに取ったら、そのままにしておいて、必要な情報を取り出すときは、ノートをめくって探し出すという人々が昔からやってきた方法をとってました。
もちろん、ノートに書く時間は楽しいんですけど、書いた後に「これをデータ化しなきゃ」となると、一気にやる気がなくなります…。確認しなおす意味では有意義かもしれませんが、どうしても効率が悪い。
やっぱり希望は文字認識
そんな中で、AIによる文字認識技術がどんどん進化しています。後でいろいろやった結果を載せていますが、クセの強い字でもしっかりと認識してくれるし、単なる一文字一文字の認識ではなく、熟語や文脈まで判断しているように感じる場面もあります。書き順まで検知しているかもしれません。
手書き派が認められる時代がくるのではないか
これからは「手書き派」がもっと認められる時代がくるかもしれません。丁寧に書けば、手書きノートをそのまま文字データ化できるのですから、AI時代だからこそ、むしろアナログの良さを存分に楽しむほうが豊かな気がしています。もしかしたら、将来的には大量にある個人の手書きノートが、自動的に整理され、検索できるようになる未来が来るのではないかと、密かに期待しています。
世の中どんどん文字認識アプリが出てきているけど
検索してみると最近は文字認識アプリやソフトが本当にたくさん出てきています。
ちょっと検索しただけでも20社以上のサービスがヒットしますが、正直、よくわからないです。僕がとりあえず使っているのはGoogleレンズです。
実際に使ってみる
で、この際Googleレンズで色々試してみます。
原稿用紙に書いたものを読み取ってみた
まず、原稿用紙に書いた文字を認識させてみたところ、丁寧に書けば、かなり認識されます。でもちょっとクセがある字だと、誤認識されますね。取り消し線が引かれていてもそれなりに認識しているのは優秀ですね。

ノートに書いたものを読み取ってみた
普通に書いた文字は問題なく認識されます。縦書きと横書きが混ざっていても、読み取りますが、順序が変。そして、細かいところも変。

付箋に書いた文字を読みとる
僕がよく使うフセン。これも挑戦してみました。丁寧に書いたらちゃんと読み取りますね。パッと書いたフセンがしっかり読み取れると本当に助かるのですが、やはり汚い字だと認識精度は下がります。このあたり、急いで書いた字なんかの読取り精度が上がると嬉しいんですけどね。

まとめ、これからの楽しみ
「書く楽しさ」と「データ化の便利さ」を両立できる時代が来たら、もっと自由に、もっと楽しく情報を残せるようになるんじゃないでしょうか。
また、もう少しいろいろな手書き文字で実験をしてみたら、掲載します!
今回、原稿用紙に書いた字を読み取ってみましたが、原稿用紙からクセ字のものも直接読み取れるようになったら、文筆も楽しくなるんじゃないでしょうか(リンク:原稿用紙を使おう)