個人で楽しむ手書き文字認識(2)

AI

 以前、AIの手書き文字認識について、いくつかご紹介しましたが(個人で楽しむ手書き文字認識(1))他にも色々な手書き文字で試してみると、どうなるか見ていきます。皆さんが手書文字認識を使う際に、少しでも参考になればと思います。

字体・クセ字がいっぱい

 結局AIの文字認識なんかでも、人間と同じで読めるか読めないかだと思うんですけど、世の中には本当にさまざまな文字の形“字体”が存在していますよね。そこで、一般的な字体からクセ字まで色々試してみます。

日本語とか漢字とか

 漢字は昔から色んな字体があって、世界的にみても、すごいと思いませんか?江戸文字とか日本独自の字体もあるので、楽しいですよね。
 今回、手書き文字認識ということで僕なりに各書体を真似て書いてみたものを認識させてみます。ヘタなところはご了承ください。

筆ペン楷書、行書を認識

さすがに、このくらいの字は正確に認識します。

草書(っぽく書いたもの)はどうか

 僕自身が自分でも何を書いているのか、わからないのでやっぱりGoogleレンズも認識できません。ただ、Googleレンズの検索結果で似たような字の画像候補が出てくるので、近いうちに何らか認識できるようになるかもしれません。

ぺんてるの筆ペン きらり で書いてます。

江戸文字風

 ちょっとズルですが、江戸文字フォントで印刷したものを読み取ってみます。結構クセがあると思うんですが、ちゃんと認識してます。

丸文字風 クセ字

 僕は、この字全然、読めるんですけどGoogleレンズは認識できませんでした・・。なんで?

英文とか

筆記体

 タチカワのカリグラフィーペン先(2mm)で書いてみました。これくらいだったら楽々認識してくれました。昔のヨーロッパの書物って、筆記体で書かれていますが、認識するんでしょうか?また、機会があったら長文にも挑戦してみます。

僕的には読みづらいフォント

 またズルですが、装飾的フォントで書かれたものを読み取ってみます。僕としては読みづらいんですが、Googleレンズはちゃんと認識します。

こんなのをカリグラフィーペンで書けるとカッコイイんですが、なかなか難しい・・・。

まとめ

 結果、人間っぽいクセ字は読めないけど、ある程度フォーマット化された字は読めるといった感じでしょうか。愛すべきクセ字が読みとれないないというのは大変残念ですよね・・。
 また、機会があれば、他のパターンも試してみたいと思います。前回の記事も是非ご覧ください。(リンク:個人で楽しむ手書き文字認識(1))