机散らかる人はバッファスペースですっきり

整理術

 僕は手書き作業が多いせいか、すぐに机の上が書類なんかで、散らかってしまいます。そういう僕みたいな方に一つの解決方法をご紹介します。よく机が整理されると頭のなかもスッキリするとかいいますよね。いま、目の前の机がごちゃごちゃしている方、ご一読ください。

散らかっているものの退避先を確保しよう

 「片づけられない原因は散らかっているものを、仕訳けたりする場所が無いからで、その空間を普段から確保しておくのがいい」と知人に教えられまして、それを実践していった経緯をご紹介します。

ドキュメントいっぱいの机

 僕は自宅での仕事の割合が大変多いのですが、仕事の内容によっては、たくさんの資料を一度に開いたままにしておいたほうが、作業しやすいことがよくあります。そうすると、すぐに机上が書面やら、なんやらでいっぱいになってしまいまして。自宅の仕事場は他人の目を気にすることが無いためもあってか、ほっとくと、散らかったままになってしまうことが多いんです。
 でも、ある時もっと資料を広げたいと思うときがでてきまして、資料を広げるスペースの拡張を模索しました。

プリンタ台をソデ机化した

 ペーパレスのご時世ですが、僕は手書きで作業するのほうがアイデアなんかが出しやすくて、必要に応じて印刷しちゃいます。印刷物に手書きで書き込んだりする作業が仕事しやすいので、それなりの量を印刷ができるレーザープリンターをオフィスを移転するという先輩から譲りうけまして、自宅に置いています。
 ただ、このレーザープリンターというヤツはやたらデカくて、上に何か置いたりとかできないんですよね・・。上部の空間が大きなデッドスペースになってしまいます。
 そこで、考えたのがプリンタの台の上に取り外し可能な板を置くという方法です。(下の写真)
 これでソデ机のように利用できることに成功しました。まあ不安定なので、この上で字を書いたりするのは、やりにくいんですが、「資料を並べる」といった目的でのスペース拡張はできるようになりました。

 ねじ頭が、ちょうど板の丸い溝にハマるようになってます。

散らかる場所が増えてしまったが・・・考え方を変えてみる

 しかし、机のスペースが増えたということは、片づけないといけない場所が増えたということで、ズボラな僕は散らかるスペースが増える結果になってしまいました。この話をオフィスで業務系の仕事をしている人に話すと、その人は普段は袖机には何も置かないそうで、いざという時だけに使うそうです。「普段使わないような袖机を置いていても意味ないじゃん」と思っていたのですが、試しにやってみると「普段使いしない」という意味が分かりました。それは、作業のゆとりスペースを持っておく、というものです。
 ただ、僕は使わないで空けておくというのは、なんだか嫌なので、以前ご紹介したタスクのフセンを貼るシートを広げておくだけにしています。(付箋でできる。やること管理)
 やることを示すだけのフセンシートなので、拡張して資料を広げたいときは、その上に資料を広げて置いちゃえば、ちゃんとバッファエリアとして機能しているというわけです。また、ソデ机にフセンシートを置くことで今、自分が何をやるべきか常に認識できるというメリットも生まれました。

片づけるとき

 このソデ机の使い方でそもそも、机上が散らかりにくくなったんですが、ちゃんと片づけるときは、サッとソデ机上のフセンシートを畳んで、いま机上に散らかっているものをソデ机の上で整理しながら片づけていくとスムーズに片づけが進むんです。

まとめ

 今回、机上の話でしたが、ほとんど利用しないエリアを作っておくだけで、散らかりづらくなるというのは、頭のなかも同じなんじゃないかと思えますよね。