みなさんは日々の業務やミーティングの中で、「自分の意見を伝えるバランス」に悩むことはありませんか? 「ここは発言すべきだったのに、つい周囲を気にして飲み込んでしまった」とか、逆に「少し感情的になって、きつい言い方をしてしまったかもしれない」と一人反省会とか……。
今回は、僕がやっている「それなりに適切な意見が言えるようになる」というのをご紹介します。
A4を2つ折りにするだけ。感情をコントロールする「A5白紙」の習慣
用意するものは非常にシンプルです。A4のコピー用紙を2つ折りにした「A5サイズ」の白紙、そして万年筆(のような書きやすいペン)と赤ペンだけです。
万年筆をおすすめするのは、筆圧を必要とせず、思考のスピードに合わせて素早く、滑らかに文字を書くことができるからです。ゲルインクボールペンも掠れず、力を入れることなく、スラスラ書けるので、よく使います。(でも、インクフローの楽しみが無いんですよねー)
やり方としては
1.普通のA4コピー用紙を二つ折りにして、A5サイズの書き出しスペースを用意。
2.思考と感情をすべて書き出す
ミーティング前や業務中、頭に浮かんだ意見、あるいは「それは違うのではないか」
という率直な感情(多少の不満や主観も含めてOKです)を、好き放題に書き殴ります。
3.赤ペンで「セルフ検閲」を行う 。
一通り書いたら、一歩引いた視点で読み返します。「これは主観が強すぎる」
「この表現は相手を不快にさせるかもしれない」と感じる部分に、赤ペンで斜線を入れて訂正する。
このワンクッションを挟むだけで、わりと「建設的で適切な意見」になります。
A5サイズという大きさが良くて、普段使っている一般的なノートにすっぽりと挟んで隠すことができます。 また、WEBミーティング中はカメラに手元が映らないため、特に高い効果を発揮します。画面上では冷静に頷きながら、手元では必死に思考を整理していても、相手には一切分かりませんしね。

ロルバーンのA5ノートだとA4二つ折りがスッポり収まります。
一度、紙に書き出すことの意味
最近、自分用のメモも残せるビジネス用チャットってありますよね、あれってスマホでもPCでもドコででも自分のメモを残せるから重宝してるんですけど、自分用メモで書いて保存したつもりが、誤って他の人に送ってしまったりすると、かなり焦ります。あとついこの前、打ち間違いで「よろしくお願いします」と書くところをパパッと打って「よろしうお願いします」とかって打って送ってしまって、ちょっと恥ずかしい思いをしました。その点、一度手書きで文章を起こしておくと、こういった間違いは少なくなりますよね。
言いたいことは、準備して言う
世の中を見渡すと、周囲を気にせず自分の意見をズバズバと言い、新しい境地を切り開いていく魅力的な人っていますよね。自分の言いたいことを言うパワーは、何かを生み出すための貴重なエネルギーです。でも、僕みたいな発言に迷う性格の人は、すんなり言いたいことは言えません。
そういった面でも、一度紙に書いておいて、「言う」と決めたことを言いきってしまう方法は、自分のパワー出しの面においても効果があるんじゃないかと思います。
そして
ウチの会社にいる同僚の女性で、いつでもどこでも、言いたいことを明るく言う人がいるんですが、よく注意して聴いていると、そういう人ほど実は言葉を選んで話しているようにも感じられます。習慣的にそれができる人はいいのですが、僕みたいに何をどう話していいか迷う人は、事前に紙に書いたりするプレアウトプットの行為が有効ですよね。
リモートワークに関する記事はこちらもどうぞ(リモート会議には手書きメモを)
